無事の帰還

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040517-00001016-mai-soci

 情勢不安定の中出発し、日本人人質事件の際はどうなるかと思われた派遣だが、とにもかくにも第1陣の任務は無事に終了した。お疲れ様でした。派遣された隊員にとっては長かった3ヶ月かもしれないが、気が付けばもう三月も経ったのかとも思う。


 自衛隊派遣もナンダカンダ言われ続けたが、もしこの派遣が無かったら、我々はこのイラク情勢をどう見たか? ただ単にアメリカを非難し、イラク側には同情の念しか寄せられなかった気もする。世論が今現在と全く同じになっているとは、ちょっと思えないのだ。そんな状況下で日本人拉致事件が起きていたら、政府はどういう解決策を取っていたのだろう。おそらく彼等の要求は「アメリカと手を組むな、さもなければ3人の命の保障はない」だろう。さあ、貴方が総理大臣だったらどうする? ある意味、究極の選択ともいえる……。


 ま、そうならなくて良かった。これからもイラクにいる自衛隊員の無事を祈ることにしよう。