かさ上げ昇級

http://newsflash.nifty.com/news/tk/tk__yomiuri_20050917it01.htm
 今日の読売新聞一面にこの記事がドドーンと出ていたのを見て、朝からいきなり驚かされた。
 自衛隊に2年半程いたから分かるが、大きな駐屯地ならそこを最後の職場として定年退官する人は毎月必ず一人はいる。そういった方々は全体朝礼かなんかで紹介され、最後には、
「○月×日付けを持って○尉に昇級され、退職後は△△に再就職される予定です」
などと紹介されるのが当たり前だった。
 そう、自衛隊ではこういった上級の曹や幹部が、退職間際に一階級上がることなど珍しくも何とも無い。在籍してきた自分はそういうのを見るたび「ああ、退職祝いで特別に昇級するのか」と普通に捉えていたが、本当はもうそんな待遇は許されてなかったということか。
 多分これ読んだ50代の自衛官は「余計なことバラしやがって」とか思ってるんじゃないかな……? 俺がお世話になったあの人もそうかな?