朝が寒くても…

 ついに毛布を一枚増やす。仕事中も一枚余計に着る。そんな状況なのに、今だに職場で半袖という人がいる。そりゃ確かに、小学生時代も冬に半袖半ズボンという奴がいた。ホンジャマカ石塚英彦は一年中半袖だ。でもここは学校でもないし、半袖の彼は太ってもいない。しかも彼の体温は朝の寒さに晒されていても異様なまでに暖かいのだ。どういう身体の構造なんだろうか。

 そんな同僚がつぶやいた。「冬山で遭難しても俺だけは生き残れそうだ」。それはいえるかも。