労働者の手。

 製造業という現在の仕事に就いてはや1年以上経っているが、何かにつけて自分の手の変わり様を思うことがある。仕事を終えて家に帰りフト自分の手を見てみると、指紋に入り込んで落としきれない汚れ、細かい部品を何べんもいじくっていたせいで剥けた指の皮、そして荒れた手の甲。そりゃそうだ、ろくすっぽ暖房もない(というか、接着剤を使うような部署もあるのでうかつに使えない)ような場所で毎日働いているうえ、休憩の度に手を洗っているのだから肌が荒れるのも当然だ。やはり、仕事というのは手に出るのだろうか。
 おかげで寝る前のハンドクリームが必須になってきた。もっと肌にいいことはあるのだろうが、これだけでも随分違ってくる。今は親のをもらってるが、そろそろ自分専用のを買ってみるかな。
 あともう一つ気付いたのは、手の怪我をする率が、どう考えても自衛隊時代よりも上がっているということ。意外? いや、別に頻繁に演習してたわけじゃないからねぇ。