ハチのムサシは死んだのさ/平田隆夫とセルスターズ

♪真っ赤に燃えてるお日さまに 試合を挑んで負けたのさ


 歌詞からすれば何とも悲しい歌ではあるが、その内容からは想像も付かないような青春ソング。しかしなぜにハチのムサシはそんなことを? と思っていたが、よくよく聴いてみて気が付いた。ポイントは2番。


 ハチのムサシは死んだのさ 夢を見ながら死んだのさ
 遠い昔の恋の夢 一人ぼっちで死んだのさ


 そう、ムサシは恋に敗れて自暴自棄になり、太陽に試合を挑むというトンでもないことをしでかし、そして死んだのだ。分かるぞ、その気持ちは(←え?)。カラオケで歌う場合、曲自体のボーカルは2人なのでぜひグループで歌ってほしい。
 ちなみにこのヒット曲を残したセルスターズのメンバーは今何をしているかというと、都内で飲食店を経営しているそうで、時々自分達の歌を演奏してくれるそうな。ぜひ生で聴いてみたいものだ。