SUBARUのディーラーへ行ってみたその3

 また行ったの? と思うかもしれないが行きました。というのも、現在の愛車スズキ・セルボモードを半年点検に出したら、オートマオイルが漏れているわ、冷却水のゴムパイプとステアリングのゴムカバーも劣化し始めているわと、要交換とされた部品がいくつもあったからだ。修理費は無料としても、部品代までサービスの対象になるのか?見積もりは月曜日に出るが、おそらく費用は万単位……。
 こいつはイカン。新車購入を前倒しせねば!(というか、もう中古車買わない!)というわけで再度SUBARUのディーラーへ。
 前々から気になっていたのはR2だが、折角試乗車があるのだからと昨年冬に出たばかりのR1にも乗ってみる。
http://www.subaru.co.jp/r1/
 これがそうだが、とにかくこの車のサイズは小さい! 全長はR2より10センチ縮めているとのことだが、これは1998年軽自動車規格変更前のものとほぼ一緒。室内スペースも10年前の軽といい勝負で、つまりセルボモードと同じだが、高さは14cmも上。例え小さくても視点は普通車とタメを張れるというのは嬉しい。インテリアは赤と黒のエクスタシーで、仕様によっては革張りにも出来るので、実に贅沢。一応4人乗りだが、はっきり言って後部座席は「おまけ」で、あくまでも2人乗りプラスアルファとして考えるべし。
 では走りはというと……これがビックリ、R2と全然違う! 静粛性はR2も大したものだが、R1は明らかにそれを上回っている。小さいのに、いざ走り出すと軽さは一切感じない。ちょっと待て、これは本当に「軽」なのか? 何だコリャ、とんでもない車作りやがったな! 運転しながら興奮するなんて初めてだった。
 その小ささからちょっと敬遠していたR1だが、ここへ来て急浮上。すぐに見積もりをしてもらう。値引き3万円というワンプライスで、競って値下げするということはしない模様。どうやらどこでも一緒らしいので、要は車体本体ではなくオプションで値下げ出来るかどうかだが、実際買うとしたらゴテゴテ付ける気は無いのでそんなに安くはならないかも。
 しかし、値は張るが実に良い車だ。どうせ4人乗せることなんて滅多に無いし、なんせ後部座席に人を乗せたのは半年間でたったの3回しかない。それに毎日使う車だ、ある程度の走りはもちろん、タフであるかどうかも必要だ。以前書いたが、親父のスバルレオーネは細かな故障を繰り返しながらも12年頑張ってきたのだ。総キロ数も半端ではなかろう。だとすると、やはりスバルが良いのか?
 まずはセルボモードの見積もり結果を待とう。それ如何で、俺の車生活は大きく変わるかもしれないのだから。