影響が出るもの

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000717-reu-bus_all
 9・11アメリ同時多発テロの際、シュワちゃんがテロリストをぶっ潰す『コラテラル・ダメージ』が公開延期になった。長崎県で同級生刺殺事件が起きた際、犯人の少女が愛読していた本のおかげで『バトル・ロワイアルⅡ鎮魂歌特別編』のDVDが発売延期となった。言うまでもないが、こういった事件の影響で映像作品の公開に支障が出ることは少なくない。
 自分の好きな特撮関係でもそんな話は数多く聴く。『ウルトラQ』の「東京氷河期」は、放送の数日前に羽田沖に飛行機が不時着した事件が発生したため、放映が翌週に持ち越された(ペギラ羽田空港を氷付けにするシーンがあったため)。『帰ってきたウルトラマン』でも、同様の事件のために放送が見送られた回がある。
 今回の事件でも、鉄道関係の内容があるテレビ番組の放送が自粛された。まあこれは当然の処置だろうが……一つ気になることがある。
 『交渉人 真下正義』って、地下鉄が出てくる話だったよね?
 封切り日(5月7日)から逆算すれば、ちょうど今頃からメディア展開してもいいはずなのだが、全然話が聞こえてこなくなったのはこれのせいなのだろうか。脱線とかするシーンがあったら、なおさら宣伝出来ないぞ。今頃フジテレビは困っているに違いない、いろいろな意味で。