特撮上映会参加記録その2

 昨日の続き。自分の持ちネタはビデオ2本分になりました。

 平成の世に入ってやたらとシリアスになってしまった感のある特撮ヒーローだが、だからこそ痛快な話を求めよう。馬鹿にされることの多いタロウだが、さすが第1話だけあってミニチュア特撮は見事。アストロモンスが破壊するビルを内側から撮ったシーンの細かさ等、実に気合が入っている。DVD発売記念。

 もともとはパイロット志望だった円谷だが、航空学校が閉校の憂き目に遭い仕方なく東京電気大学に進学。ある日お花見をしてると隣の集団と喧嘩になり、その時仲介した相手が映画撮影技師だったことから映画界入り。円谷にとっての特撮とは、人生が二転三転したうえで辿り着いた道だったのである。

 改めて見ると、前半3分ぐらいの予告で既にお腹一杯になるのは凄いな。

 今時、こんな番組を堂々と作ってしまうテレビ朝日はよく分からない放送局である(一応褒めている)。しかしこれは面白い!問題なのは本物かヤラセとかというのではなく、いかに我々を楽しませてくれるかだ。その期待に答えてくれる数少ない娯楽番組として、探検隊の名を挙げても良いだろう。それにしても、みんな岩が転がってくる瞬間は驚いてたなー。

 昨日も触れましたが、やっぱりこの時期のライダーが一番好きです。なにせ、アクションは本物、爆破も本物です。宮内洋から5メートルも離れていないところで、派手に爆発させているとか、立ち上がる水柱が20メートルぐらいあるとか、全て「ホンモノ」による見せ場が楽しいのです。だから好き。

 谷岡ヤスジを実写でやるとどうなるか。物凄く馬鹿です。半端じゃなく下らないです。それ以前の問題として、この映画自体全く知られていなかったようで、参加者全員驚いてました。「こんなんあるんすか?!」「これ売ってるの?」等の質問多数。

  • 日本誕生ダイジェスト