現実と虚構の区別、というよりも……

http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__fuji_320050513039.htm
 調教モノエロゲーも押収と聴いて黙ってられなくなったので書く。しかし「ソフトの主人公の名前を名乗って女性を誘っていた」というニュースもあったのだが、どのソフトの何という主人公なんだかなぁ?
 まあそんなことはどうでもいい。問題なのは、今回の犯人だ。エロゲーを山ほど押収された、という話を聴くとオタクっぽい人間を想像する人も多かろうが、話を聴く限りではそんな感じは一切無く、連行された時に一瞬見えた顔にも、オタクを感じさせるものはなかった。オタクが言うのだから間違いない!
 じゃあ今回の場合は何なのかというと「金持ちぼんぼんの思い上がり」これに尽きる。「高校時代は女子生徒から“王子様”と呼ばれていた」とか「仕送りを40万もらっていた」だなんて、どう考えたってオタクの真逆にいるような連中だよ。我々のように金で苦労したことなんか一度も無いのだろうし、何もしなくても皆が(金目当てで)慕ってくるのだから、子供の頃からさぞ鼻高々だったろう。それがいつの間にか、他人への支配欲に転化してしまったのかもしれない。調教エロゲーはそれを満たすための道具で、影響を受けたどころかこれで発散出来ないから実行した、という可能性も大だ。つまりは、元からそんな奴だったんですよ。
 ああ、ほどほどの家に産まれてよかったなぁ、ってのも皮肉かな。