ちょっとした手伝い。

 父親から「お米運ぶのを手伝ってくれ」と頼まれる。特に何の用事も無く陽気も良いので引き受け、とりあえず祖父宅へと向かう。父親が軽トラ、祖父が俺の車に乗り込んでまずは祖父の親戚のところへ移動する。10分ほどで到着。親戚のおばさんも出てきて、早速作業を開始する。母屋の向かいにある倉庫には耕耘機が。20年位前には祖父の家にもこれがあったのだが、今となっては妙に懐かしい。

 それはさておき作業である。群馬県産ゴロピカリ20袋*1と同じくひとめぼれ2袋の合計22個を軽トラに搭載するのだが、これが一袋30キロ。なるほど、これを祖父と父の二人だけで運ぶのは酷だ(父はこの後中華料理屋の仕事が控えている)。えっちらおっちらと積みにかかる。しかし軽トラというのはよく出来ているもので、このスバルサンバーの荷台には米袋がピタリ10個並べられるのだ。これを2段+2個……あれ、軽トラの積載量って何キロだったっけ? 確か車体には……

 ……見なかったことにしよう、うむ(汗)。

 で、次はこれを祖父の家にある低音貯蔵庫に入れるのだが、さすがに22袋というのは多くギュウギュウ詰めになってしまった。「店の分も含めてこれで1年は持つな」という祖父。すると父が一言「ウチは坊ちゃま(俺のこと)も含めてみんな小食だから、1年で1俵あれば足りるよ」。あれ、1俵ってどれくらいだっけ?と父に聞くと「60キロ」。よく時代劇で出てくる米俵一つで、我が家の1年分か。多いんだか少ないんだかよく分からないな。

 帰り際にいくつか柿をもらう。甘いといいな。

 

 

*1:群馬オリジナル銘柄のお米の名称。圏内のスーパーには大抵置いてある。