来年度のこと。

 ……今期に稼動する日数もあと16日になり、山ほどあった仕事も徐々に終わりが見えつつある。まあよくやったよ、実際。鉄道の椅子を4ヶ月かそこらで5000脚以上作ったわけだからなぁ。とはいえ来期になってしまうと極端に暇な状態になるらしく、そいつはマズいと提携先と仕事の折半をしているとか。以前も書いたけど、ヒマな時と多忙な時との給料の差は凄いのよ、ホント。
 
 ……DVDで『ジュラシック・パークⅢ』。面白かったが「Ⅱよりはマトモ」というのが正直なところ。1作目で“自然の摂理を覆すことの愚かさ”を秘めていたことで多少なりとも崇高な意思を感じたこのシリーズも、2作目では恐竜達を無理矢理島の外へと引っ張り出した上で安直な動物保護精神に走ったおかげで撃沈。そして今回は再び島に舞台を戻し、そこかしこに1作目への原点回帰を見ることは出来たが、むしろこれは2作目でやるべき内容だったのではないか? 例え「ジュラシック・パーク」と冠されていようと、そこに“現代に恐竜を蘇らせる”という1作目の感動が無い限り、サイトBは単なる恐竜アクション映画の舞台に成り下がってしまう、というわけ。だとするとスピルバーグは何を思って島から引っ張り出したのかが、なおさら分からなくなってきた。
 おまけにサム・ニール自身が「あの島で作られたのは恐竜じゃない、モンスターだ」と公言してしまった。つまり、ブラキオサウルスプテラノドンも、純粋な古代へのロマンなんかではない、奴等は生物であり怪物でもある……と映画が認めている。その顕著な例がスピノサウルスだろう。確かに実在した恐竜ではあるが、その背中の巨大なヒレや細長い顔付きは、どうだ。その無骨で怪獣っぽい姿は、過去2作で恐竜の王者的存在だったティラノザウルスが作り上げてきたリアリティーをあっさり破壊するくらいの衝撃があった。もはや、ジュラシック・パークがリアル云々で無くなったことの象徴ともいえる。
 ラストではプテラノドンが繁殖のためにどっかへ飛んでったけど、あれって続編を作るつもりでやってるのかね?

円楽さん四月復帰?

 ようやく解答者6名といういつものシフトに戻りそうです。しかしいない間は凄かった、いろいろな意味で。特に林家木久蔵さんが司会やった回なんて(笑)。