ドリンクバーにて。

 最近のファミレスは飲み物を注文する際に「ドリンクバー方式」を採用している。これなら自分の好きな飲み物を自由に……というサービスもそうだが、要は飲み物だけの注文に人手を掛けたくないのだな。それでもこの方式ならば、客の立場からすればより多く飲んだ方が得だと思えるのだから、まあ損は少ないだろうが。
 で、そんなレストランに母と姉とで行き、何杯目かで姉が飲んでいたアイスカフェラテが飲みたくなってきた。設置してあるコーヒーメーカーからはホットしか出ないので、まずグラスに氷を入れ、噴出口の下にセッティングする。後はボタンを押すだけ……
 プシュッ、ジュジュジュジュジュジュー……
 二つある噴出口から勢い良く出てきた液体。泡がエスプレッソみたいだなぁ、と思っているうちに噴出終了。グラスを手に取ると、あれ?
 中身は真っ白。ていうか、コーヒーが入ってない?!
 と思った瞬間、目の前のマシンが再び動き出した。
 プシュッ、ジュジュジュジュジュジュー……
 ええ、出てきましたよ、コーヒーが。どうもこのコーヒーメーカーは2段階でカフェラテを作っていたようだ。ミルクしか入ってないグラスを持って唖然とする俺。遠目にそれを見ていてクスクスと笑う姉。結局俺はその「アイスカフェラテ・カフェ抜き」を席へと持ち帰るのだった。
 セルフサービスもいいもんじゃないね。おかげでこんな間違いをする奴が出ちまったよ!

久々のカラオケ。

 ファミレスの後、カラオケBOXに移動。自分としては久々の(ホント久し振り)カラオケになる。身内同士(母と姉)なので、もう年齢不肖ッぷりが炸裂。

  1. 青い瞳(ジャッキー吉川ブルーコメッツ
  2. めざせモスクワジンギスカン)……なぜか6分のアルバムバージョンだった。
  3. ナオミの夢(ヘドバとダビデ
  4. ふり向くな君は美しい(ザ・バース)……高校サッカーのテーマ曲。
  5. ダイナマイトが150屯(小林旭
  6. 阪神タイガース球団歌・六甲おろし
  7. 日本ブレイク工業・社歌(萬Z)

 もう、年代もジャンルもバラバラ。こんな調子だから、同年代と一緒にカラオケに行っても全然面白くない。というか最近の歌は声質が合わないので歌わない、というか歌えないのだ。仮に歌ったとしても、若い人間に合わせようと必死に「青春アミーゴ」を熱唱する中年男性みたいで嫌だ。だったらひたすら自己流を貫いた方がいい。今歌っている歌を5年、10年経ってもまだ愛唱曲に出来るか?