今週の笑点・6月4日付

 最初の挨拶では木久蔵が著書、たい平が落語CD、山田がずうとるびCDと宣伝が連発。そして「宣伝ばっかりの挨拶というのも……」と呆れるように言った歌丸も著書の宣伝を開始するという宣伝デーに。
1問目:「東京タワー、オカンとボクと時々オトン」というタイトルにあやかった問題。まずヒントを言ってから「●●と●●と時々●●」を生かした文章を作る。
 昇太の「青春時代です。夢と希望と時々挫折」はなかなか綺麗な出だし。小遊三の「賽銭泥棒です。磁石ととりもちと時々カブトムシ」には歌丸も「上手いこと掴んでくれるんだよね」と同調。そして楽太郎「山田の仕事です。座布団運びとたい平の突き飛ばしと時々旅番組」。お約束もここまで定着すれば仕事と同じか。
2問目:格闘家になって「押守!」と気合を入れてから自らの武勇伝を語る。そこで「凄いね」というのでさらに続ける。
 武勇伝、と聞いて楽太郎が「武勇伝、武勇伝……」とブツブツ言ったと思ったら「でんでんででんでん」といったのには驚いた。笑点でネタでもないのに使われるなんてオリエンタルラジオもメジャーになったもんだ。しかもこれは楽太郎の独り言であり、たい平が“あるある探検隊”をネタにするのとはまた違った意味を持つのである。その楽太郎のネタ。「押守!誰でもいいからかかってこい!」歌丸を見て「やるか、じじい!」。歌丸じじいネタが炸裂したが、これくらいではまだ座布団は取られない。
 一方のたい平「押守!俺は大山を倒したことがある。大山といってもドラえもんの声をやったのぶ代の方だ」と言って久々の「ぼくドラえもんです〜」を披露。最後の方には客席の片隅を見ていたが、あれは子供がいたのか? そして木久蔵「押守!昔は空手バカ一代と言われたもんだ。今じゃただのバカだ」に全員爆笑。これも久々の座布団2枚ネタとなった。
3問目:外国人の花嫁になってどこの国から来たから言う。姑(歌丸)が「大丈夫なの?」と聴くのでそれに答える。
 これも先週の2問目同様にダジャレ連発。ヘンテコな状況を持ち込む人がいるかと思ったがそうはならなかった。シチュエーションを発展させるなら「どこの国から来たか」ではなく「姑に悩み相談を持ち掛ける」とかだよな。唯一マトモだと感じたのが好楽の「ブラジルから来ました。サッカー王国なので姑(シュート)は大切にします」まさに王道の答え。そして木久蔵「ドミニカから来ました」歌丸「ドミニカこうにかやって来た、って言うんだろ」木久蔵「そう」他のメンバー「認めちゃったよ」。