今週の笑点7月30日付

 楽太郎が勝手に結成したヤングチームの名称が「ブラック団」に。腹黒を伝染させる気なのだろうか。
・1問目:夏にちなんだもので雑俳を作る。
 早い話が雑俳はダジャレだ。小遊三「自分のことでもいいですよね。熱帯夜で一句。“もてすぎか たまにゃ一人で 熱帯夜”」歌丸「いつも一人だろ」。昇太「トマトで一句。“涼しそう 北海道の トマトまい(苫小牧)”」歌丸「何?」昇太「トマトまい!トマトまい!」歌丸「慌てると早口になるね」。それを受けたたい平「噺家なんだからはっきり喋りましょうよ。蚊取り線香で一句。“SMAPで 一番若い 蚊取り線香香取慎吾)”」歌丸「自分も言葉濁してんじゃねーか」。楽太郎「クールビズで一句。“ネグリジェで ベッドにクール ビズん妻(美人妻)”」歌丸「アンタらしくないよ」1枚剥奪。最後はたい平「青蛙で一句。“真ん中に 黄色い服着た 青蛙(あほがいる)”」。
・2問目:身体の良くないところをさすったりして困ったようなしぐさを取る。「どうしたの?」と聴くのでそれに答える。
 楽太郎「(腹を押さえて)健康に良いからって毎日黒酢飲んでるんだけどなぁ」この時点で会場内がくすくす笑い。歌丸「飲まなくたって黒いじゃねーか」楽太郎、答えを待たずして自主的に一枚変換。昇太「(胸を押さえて)……はぁ」歌丸「どうしたの?」昇太「尊敬している歌丸師匠を見ると胸が一杯で」歌丸「あのね、だったらもっと嬉しそうな顔しなさいよ」昇太も自主的に一枚変換。楽太郎「じゃ責任とって……(頭を押さえて)あー、良く髪が伸びるなぁ」歌丸「はい次」。木久蔵「(腹を押さえて)あー、苦しい」歌丸木久蔵ラーメン食べたの?」これもお約束だが、歌丸さんもそれをズバリ読むかね。
 そしてここからはdiary:20060625で出た答えと同じ展開に。楽太郎「どこ触っても痛い。あ、指の骨が折れてた」歌丸「それこの前やったぞ」楽太郎「覚えてた?」。たい平「山田君ちょっと来て。メタボリックシンドロームなんだって?(身体をあちこち触って)……クビか」。張り倒されるが剥奪は無し。楽太郎「これもこの間あったよ」。楽太郎「あー膝痛い。座布団が無いからだ」歌丸「その手は食わないよ」。しかしまあ似たような問題が1年位間があるならならともかく、まだ1ヶ月そこらしか経ってないのはどうだろう。問題を出す側ももうちょっと気を使って欲しいのだが、もしかしたらこの笑いを狙っていたのか? だとしたらある意味凄い。
・3問目:笑点三人お詫びシリーズ”仲良しギャル編。
 今時「仲良しギャル」は無いと思うがなぁ。昇太「メイド喫茶でバイトしてごめんなさーい」歌丸「それだけじゃないだろ!」昇太「(歌丸に)アナタも冥土の土産にどう?」。木久蔵「屋根の上で騒いでごめんなさーい」“屋根の上”と言った時点で客席から「やあねぇ」「やあねぇ」と次々声が飛ぶ。最後は三人揃って「せーの、やあねぇ」。歌丸「……最近はもう動じなくなったね」。楽太郎「私達ブラック団三人でカツアゲしてごめんなさーい」歌丸「それだけじゃないだろ!」楽太郎「やるか、じじい!」これも毎週のように聴くなぁ。たい平「アタシ達、渋谷でブラックレディースとかいって悪い事やってごめんなさーい」歌丸「それだけじゃないだろ!」たい平「こいつ(楽太郎)に脅されて入ってるんです!」……これは正しいと思う。好楽「いつもワイセツな格好してごめんなさーい」歌丸「それだけじゃないだろ!」好楽「こいつ(小遊三)だけはワイセツな顔してるの」小遊三「何だよワイセツな顔って」するとポツリと木久蔵「顔にパンツ履くの」。それじゃただの変態だよ。