第6回ISDオープンその1。

 大学時代のクイズ仲間・Kさんから「面白い形式のクイズ大会が新潟でやります。おそらく気に入ってくれるでしょう」というお誘いを受け、ムーンライトえちごを使い会場となる新潟県新潟市へと向かう。ちなみにKさんは静岡から参加。その行動力には恐れ入る。
 このクイズ大会・ISDオープンの形式は変わっていて、決勝進出の8名を成績順に付与されるポイントの累積で決めるという。ちなみに参加者は45名程。さあ、どこまで食い込めるか?

  1. 全員参加クイズを3セット実施。上位6名に順位に応じたポイントが付与される。
  2. 自由参加クイズも3セット実施。クイズ形式は14コースある中から選択出来る。
  3. 参加人数に多少の変動があるので(自由選択だから)、上位4ないし5名に順位に応じたポイントが付与される。
  4. ただし全14コースのうち、ハズレが2つだけ混ざっている。ハズレクイズだった場合はもちろん誰もポイントを取得出来ない。
  5. どういったクイズを行うかは直前にならないと知らされない。

 こんなルールで始まった第1セットは「全員参加イントロクイズ」。早押しボタンが押せるのはエントリーが早い順から9名。正解者が1名出るごとにそれ以外の人は入れ替え。4問正解で勝ち抜けだが、1問でも不正解を出した場合は即失格。
 ……この「即失格」というルールが1問目から炸裂する。曲が流れた瞬間に全員が反応。解答者の答えは「DA・YO・NE!」ところが無常にもハズレ音。正解は「DA・BE・SA」。確かにイントロは同じだよなぁ。まさかこの後にも、と思ったらその通りで、「DA・YO・NE」「SO・YA・NA」も出題された(その度に失格者が続出)。無論こんな引っかけばかりではなく、最近の曲やヒット曲も出たのだが、自分にはそんなメジャーな問題よりも変化球の方が印象に残っている。覚えているだけでも、「会員番号の歌(おニャン子のやつ)」「ライディーン(YMO)」「ハイスクールららばい(イントロが“ライディーン”と似てるというひっかけ)」「リンゴの唄(椎名林檎ではなく戦後間もなく出た方)」etc。
 そんな中自分は「ゆけ!ゆけ!川口浩」、歌手名を答える問題で「酒井法子(曲名は“のりピー音頭”)」を正解。しかし正解数を貯めるよりも先に、勝ち抜け人数が6人に達してしまったため問題終了。とりあえず、大会での早押し感覚を掴めただけでも良しとしなくては。