第4回クイズ王カーニバルinロフトプラスワン・その2

・第2R:対決2○クイズ
 先の1Rを通過したAチーム18名vsBチーム18名による2○クイズ。誤答した場合は問題文を最後まで読み切り、相手に解答権が移る。
 司会者曰く「このラウンドは一番時間を掛けてます」。それもそのはず、挑戦者へのインタビューが入るのだ。前回はこれを見てるだけだったが、ついに受ける側へ回れるのか。結構嬉しい。順番決めはここでもくじ引きで、なかなか自分の番号が呼ばれない。残り数組、というところでついに出番が来た。対戦相手・Aチームの方は、どうやら熊熨斗会の人らしい。その人へのインタビューが済んだところで、今度は自分の番。
 司会者「所属は熊熨斗会で……」自分「あ、そうじゃないんです(メンバーとの面識はあるが所属はしていないのだ)」司会者「普段はどういったところで活動を?」自分「えー、タマプラとか(ここで笑いが起きる)群馬クイズ愛好会ですね。そのタマプラ代表の方とは大学時代からの仲でして」司会者「……失礼ですがお歳は?」自分「今年で29です」司会者「おや、ということは対戦相手より若いんですね」自分「ええ、ネットでオフ会とかがあると、まず実年齢を信じてもらえません」……全て実話だ。
 そんなこんなで、対戦スタート。一問目は相手が先取して、これでもうリーチ。次はどうしても獲らねばならない。
「問題:小林旭石原裕次郎と共に日活のスターとして/」ポーン。この時点でまたも閃いた。日活のスターでクイズになりそうな人といえば、あれしかない。
赤木圭一郎!」「正解!」……よし、これで1対1だ。運命の3問目は……
 分かりませんでした(答えは“ストロンチウム”)。相手が答えて対戦終了。席に戻って熊熨斗の方々と話す。「あたし、あの答えは二谷英明かと思ったんですよ」と女性の方。あれ、言われてみればそうだ。考えてみれば宍戸錠というセンもあったが、あの時頭に浮かんだのは赤木圭一郎しかいなかった。後で調べて分かったが、赤木圭一郎はアキラ、裕ちゃんの次に「第三の男」と呼ばれていたそうで、つまり先の問題文はそれを踏まえてたことになる。やっぱりクイズ作家の作る問題は違うわ……。
 ようやく2R終了。と、ここで司会者から告知が。
「さて、これで終わってしまうのも勿体無いでしょう。お待ちかねの敗者復活戦です!」しかも今回は敗者なら全員参加出来るという。おお、有難い。会場内に残った約40名の敗者から、復活出来るのは8名だ!
・敗者復活トーナメント
 1Rは敗者を8人×5組に分けての1○1×。各組4名、計20名が復活をかけた2Rに進出。
 2Rは20名を5人×4組に分けて2○2×。各組2名、計8名がめでたく敗者復活となる。
 ……1問正解すれば良い、と書けばかくも簡単そうだが、間違えれば即失格なうえにたった4問でラウンドが終わってしまう。案の定、あっさり終わってしまう組もあった。抽選の結果、自分は3組目に選ばれる。
 1Rスタート。1問目、2問目、3問目と次々正解者が出て、あっという間に通過枠は残り1つに。マズいぞ……。が、ここで4問目、5問目と誤答が続き、残り人数は3名に。続く6問目。
「問題:イギリス王室の紋章にも描かれている架空の生物で、日本では“一角/獣”」ポーン。よし、獲れた!
ユニコーン!」「正解!」
 うわ、危ねぇ! ギリギリで通過だ。どうにか次のラウンドまでコマを進められた。
 続く2Rでも抽選が行われ、2組目か3組目だかに選ばれる。……が、5人のところを2人だけというのは結構キツイ。悲しいかな、1問も獲れずに終わる。ただ、最後の問題で押し負けた時、自分の押しのアクションがあまりにも激しかったのか、間違って司会者がマイクを向けるという珍事が。「はいどうぞ!」「あ、アタシじゃないです」「え?」。いや、自分もこれは獲ったと思ったんだが、残念ながらランプは点いてなかった。しかし一番近くにいるはずの司会者が間違えるなんて、押しのタイミングは傍から見るとほぼ同時だったんだろうなぁ。かくして、自分の「クイズ王カーニバル」は終了した。
 ……その後は第3R、準決勝と観戦。ここまで来ると、オープン大会での上位成績者がズラリと並ぶように。準決勝が終わったところで、既に時計は1900を回っていた。帰る時間も考えて、この辺で会場を去ることにした。熊熨斗会の人達に挨拶し、食ったり飲んだりした分の会計を済ませて表へ出ると既に真っ暗。とりあえず新宿駅へと向かうが、何と高崎線内で人身事故が起き、湘南新宿ラインのダイヤがすっかり狂っていた。仕方なく埼京線で新宿→赤羽へ行き、ダイヤ通りに到着した新特急あかぎに乗る。家に着いたのはもう2200。いやぁ、疲れた……。