「あ〜ん」を好きになれない映画で埋めるその2

 さて、昨日の続きです。ちなみに一応ルール(ガイドライン)を作っておこう。

  • 理由を明確にする。ただ嫌いなのではなく、そう思える理由を述べる。
  • 「こんな映画を誉める奴は馬鹿」という批評する側への攻撃しない。批判して良いのは映画or映画人だけ。気持ちは分かるがそこは抑えよう。
  • 思いつかなかったら飛ばす。無理して嫌いな映画を作らずともよい。無ければ無いでいいのだ。

 こんな感じかな。では後半出発。

  • な行:該当作なし

 平穏だねえ。

  • は:該当作なし

 これも見当たるものなし。真珠湾攻撃のあの映画はいずれ入るかも。

 テーマ曲自体は有名だが、映画自体は全然面白くない。映画の洒落た雰囲気と、クルーゾー警部のキャラがまるでマッチせず完全に浮いている。お洒落な笑いもへったくれもない。むしろ、シリーズ化してギャグ満載になった後期作品の方が楽しめる。

  • ふ『フック』

 スピルバーグがこの映画に託した思いは「子供は放っておくとグレちゃうよ」ってことだよね。え、違う?「大人になっても夢を持て」だったの?ガキ同士の口喧嘩で子供の頃を思い出すのが「夢を持て」ってこと?

 嫌い、というわけではないのだが、こんな映画の脚本を書いた早坂暁の精神が全然分からない。今は氏の名前も全然聴かないが、ひょっとしたらマンモスと一緒に赤い山に逃げたのか?

  • ほ『ポストマン』

 ケビン・コスナーはいったいどれだけヒーローを演じたら気が済むのか。最後に銅像が作られるというオチは、ナルシシズムを通り越して嫌気すら覚える。

  • ま『マウス・ハント』

 このマウス、いくら家を守るためとはいえ凶悪すぎ!泥棒二人組みのほうに同情しちゃったよ。

  • み:該当作なし

 またまた平穏だねぇ。

  • む『無責任遊侠伝』

 植木等主演作ではあるものの、地味な演出ゆえ面白くない。彼が主演の映画はぶっ飛んでナンボだと思うのだが。

  • め:該当作なし

 ここも平穏だねぇ。

 これ、ホントに日本アカデミー賞獲れるような傑作か?安直な文明批判して「生きろ」といわれても、俺は信用しない。

  • や:該当作なし

 飛び飛びでこうなるなぁ。

  • ゆ『夢』

 いや、夢の話をされても困るんです。第一、夢って訳の分からないもんですから。

  • よ:該当作なし

 「♪よーく考えよー」いや、よーく考えても出てきません。

  • ら『ラストサマー』

 ジェニファー・ラブ・ヒューイットの無駄遣い。脱ぐわけでもないのになぜ出した。

 あれだけ話題を集めた映画のエピソード1がコレ?呪いって逆襲のことだったのか。

  • る:該当作なし

 「るーるるるるるるるるる」キツネを呼ばなくてもいいか。「る」で始まる映画も少ないしなぁ。

 こんなの赤影じゃない!おそらく中野裕之はオリジナルなど一度も観てはいないだろう。赤影といったら金目像だろ。

 自分達で恐竜を作っておいてそのオチは無いだろう。物凄く納得出来ない自然回帰。街中で恐竜を暴れさせんが為に作ったような映画。

 ワイワイ騒いでいるだけの西部劇。金だけ掛かって中身は全くありません。

 「を」「ん」は無いか。とにかく埋めるだけ埋めてみたが、何だかんだ言って結構あるんだね。他の方の「嫌いな映画」も、ちょっと観てみたい気もする。さて、どうなるかな?