永遠に燻り続ける火種

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050411-00000088-mai-int
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050412-00000158-kyodo-int
 結局のところ中国側は「ウチも悪いがアンタも悪い」と言いたいのであるが、さてこの事件を受けてどうするのか、という事に関しては何一つ触れた様子が無い。今回の反日デモに関しては、教科書検定問題だけでなく尖閣諸島、おまけに戦後60年が一まとめになっており、それに対する反発が一気に吹き出た形となった、というのまでは分かる。
 だが上のリンク先を読む限り、様子がおかしい。彼らがデモを行うことは当然だろうが、話を聞く限りでは、どうもそれとは関係ない若者達まで参加し、暴徒まがいの(というか、そのもの)ことをしていたらしい。いろいろ巡回してたら“笑って石を投げていた若い女性がいた”なんて記述もあったし……。中国の若者達は、何を楽しくて反日活動に参加していたのか?
 これでは、日本が憎いのじゃなしに、日頃の不満を“反日”という名目で晴らしていたとしか思えない。そうすれば少なくとも国(中国政府)は、「国民に圧力をかけた」と思われたくないので、彼らを真っ向から批判出来ない。それをいいことに、彼等はいくらでもヒドいことを出来るのだ。いいねぇ、中国って。他国への不満を晴らす名目なら何をしても良いんだね!(もちろん本気で言ってません。あしからず)