巨人はロッテより弱い?

 1989年の日本シリーズ第3戦で、近鉄加藤哲郎投手が勝利者インタビューの際に言った……とされている言葉。だが実際のところは「リラックスして投げられた。シーズン中のほうがよっぽどしんどかったですよ」というもので、巨人もロッテも出てこないのは有名な話。しかしこれがマスコミに拡大解釈され、それを読んだ巨人側が大奮起して逆転で日本一になった。ちょうど小学校4年生の時の話で、当時は地区子ども会の野球チームにも参加していたこともあるせいか、今でもはっきりと覚えている。
 で、つい最近になってこの発言が再び注目されるようになったとか(試しに「巨人はロッテより弱い」のキーワードから他の日記を辿ってみよう)。先日のセパ交流戦・巨人対ロッテで、ロッテが巨人を3タテしてしまったからだ。そうでなくとも、ロッテはパで首位で巨人はセで最下位。交流戦になった途端に頑張り始めた巨人だが、ここへ来て交流戦順位は6位にまで落ち込んでしまった。
 ロッテが強ければ面白くなるからいいが、巨人が弱いというのは……。そりゃ視聴率も落ちるよな。