いかすぞガメラ、頑張れガメラ、強いぞガメラ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050530-00000020-spn-ent
 跳ねたぞ飛んだぞゴーゴーゴー、というわけでガメラの復活である。いやはや驚きました。ゴジラシリーズが休眠状態になり、これで年末がまたつまらなくなったなあ、と思っていたところにこのニュース。しかも、ガメラの原点とも呼べる“子供”が鍵となっているあたりに物凄く好感が持てます。
 平成ガメラシリーズは良く出来ていたが、これが“ぼくらのガメラ”だったかというと実に疑問が残る。確かに“ぼくら”ではあったが、今考えてみるとそれは子供というより、かつて怪獣映画を観て育った人達のことを指しているような気もするのだ。「3」になるともはや話などどうでも良くなり、「子供の味方だったガメラに正義に対する疑問を背負わせていいのかなぁ?」と違和感を覚えたものである。
 そこへ来て今回の復活だが、実に純粋でよろしい。ガメラの成長まで描こうとするあたり、なかなかいいんではないのかな? となると特撮はまた樋口さんがやるのだろうか? その時はぜひ、変に凝らずにソフトなアングルでガメラの活躍を見せてください。