特撮日記

上映会場にのべ6人。ワースト記録か、これは?それはさておき、昨日上映したネタ一覧。

  • 大忍術映画ワタリ

大忍術映画 ワタリ【劇場版】 [DVD]

大忍術映画 ワタリ【劇場版】 [DVD]

 あの白土三平が大激怒したとされる映画だが、時代劇としてはマトモな線を行っている(と思う)。子供に大ナタ持って戦うアクションは、吹き替えやらカット割りでごまかしているのでそんなに気にならないよ。まあ漫画演出をそのまま映像化している場面も多く、その辺が許せなかったのかもなぁ。

  • メガロマン最終回「宿命の対決!メガロマン対仮面怪獣ダガー

 メガロマンと黒星族首領ダガーの最後の対決を描いた一本。話まで書くとネタバレになるかと思ったら、Wikipediaに全部書いてあるじゃねえか(笑)。要するに生き別れた双子の兄弟だったということね。ただメガロマンのおふくろさんよぉ、「弟を殺してはいけない」とか言っといて、弟が怪獣化したら「あれは怪獣です、倒しなさい」はないでしょ。

 タイトルは失念したが、提供者曰く「アメリカ本国でも1クールで終わった」らしく、当然日本での知名度はゼロ。おまけにメカデザインがこれでもかというほどヒドく、以前唐沢なをき氏が取り上げていた「アストロミュー5」と(凄くレベルの低い)良い勝負。おまけに敵もちょっとグロだし、これじゃ人気も出ないって!

 ギロチンザウルス&ドグバリグモの回、そして劇場版は全て四国ロケを観光しているが、見比べてみると同じ場所で撮っているのがよく分かります。ちなみに宮内洋がアジトに潜入しようとしてしがみついたロープウェイは、今はもう撤去されて跡形もありません。

ここからは自分のネタ。

 DVDデッキを持ち込んでそのテストとして流していたら、結局最後まで観ていたという(笑)。これだけ突っ込みどころが多いのに見終えた後は凄く楽しいという、ある意味トンデモない映画。やっぱり北村龍平は普通じゃねぇよ!

  • 流星人間ゾーン第19話「無敵!ゴジラ大暴れ」

 小栗康平監督のデビュー作。以前(id:arama-daisuke:20050627)紹介したのでここでは省略。

 四国を支える地盤を溶かし、その上で念動力を与えると四国が動く!ということで、超能力を持つ子供達を日本中から集めさせる……って何じゃそりゃ。父親役でギャバン(大場健二)が出てるが、珍しく強くない役。

  • バトルホーク第23話「海底の使者! 海骨蟹」

 カニは人間よりも優れた能力を持つ、という珍妙な理由により、カニを戦闘員に仕立て上げようとする敵。かくして誕生したカニ怪人は、通りすがりの子供達に「頭が良くなる」と言ってカニを食わせ、後で洗脳しようと企む。で、主人公達にもカニを食わせてさあこっちのものだと思ったら……というあまりにもユルい展開。ネタの中では一番の大当たりだったかも。