台風は上陸せず

 12月前に上陸なんてことがあったのはいつだったかな。昼休み中、任意での年金加入についていろいろ話を聴く。歳とってから金を貯めようとしてもまず無理な話であり、厚生年金だけではさすがに食っていけなさそうな感じもする。一応、このまま現在の会社にい続けると仮定した場合、定年まではあと33年、年金受け取りまでは38年ある。2040年代の日本なんて、それこそ超高齢化社会になっている(はず)。どういう生活になるかはまだ想像も付かないが、はたしてその時には日本という国がどうなっていることやら。
 今日は党首討論があったそうだが、やはりというか民主の前原代表が小泉首相に食い付いてきた。前原は小泉外交を「空白の4年半」と評したそうだが、それはただ単に5年位前まで適当にやっていただけのことで、そこへ小泉首相がズバズバ突っ込みを入れたに過ぎない。空白だというなら、北朝鮮拉致問題とかアメリカとの関係はどうなったのか。ごたごたしているのは中韓2カ国に限っての事で、それだけで空白だと言い切れる前原という人間が分からない。「得意分野は外交」らしいが、全然そうは見えない。おまけに社民党こんなことを公言している。「理解」って、中韓に頭下げ続けるだけの外交のことなのか?
 ちなみに中国当局反日デモに参加しないようにと公言している。福島瑞穂の言うことは、どう考えても中国の愛国主義者を煽っているようにしか聴こえず、そんなに中国を立ててまでして小泉を潰したいのかと甚だ疑問に思う。社民党は日本の売国奴か?

 195億円。そのうち球場改修費が30億円、ってこれも経済効果のうちなのか。来年に向けてさらに席を増やすそうだが、どこまで頑張れるかな? ……ところで、ノムさんが監督になる話はどうなったんだ。

 1998年に発売されてからというもの、マイナーチェンジやグレードの変更だけしか行わず、一度もフルモデルチェンジをしたことが無い軽自動車がプレオである(あとはスズキのKeiくらい)。2003年冬にセダンタイプのR2が投入されたのを境にグレードがすっきりと整理されてしまったが、ここへ来て再び活気を帯びている。
 というのも、R2がかなり地味な売れ行きだからだ。規格を無視したセダンタイプと大胆なデザインで軽自動車の魅力を問い直すと意気込んだスバルだったが、高評価にも関わらずやはり市場ではまだミニバンタイプが隆盛を誇っていたのだ。結果として、R2が出たおかげで今まで発売されていたプレオの良さが見直され、結果として販売台数はR2に肉薄するまでになった。年末や年度末、夏季棒給前の需要もそうだが、特に何も無い時期でも1500台近く売っている。台数からすれば地道だが、これが7年前からずっと売り続けられている車だと考えればこれはロングランと呼んでもいい。だからこそキャッチコピーは「長く愛せるスタンダード」。奇をてらったデザインでもなく、いつの間にかチョコンといるようなアイツ、それがプレオなのである。
 1年位前に車を買おうとした時、これとR2とで結構悩んだのを思い出す。結果としてR2になったが、プレオがここまで面白くなってくるとは予想外だった。まあ、高い買い物というのは得てしてそんな気持ちになるものさ。

  • 今日の買い物

コント55号のなんでそうなるの? DVD-BOX

コント55号のなんでそうなるの? DVD-BOX

 ……これは面白いよ。コントでありながらコントの枠に納まっておらず、予想外のドタバタが展開する凄さがたまらなくいい。
 例えばコント「芥川賞」。芥川賞候補の作家(坂上二郎)が、受賞の連絡を今か今かと待ち受けている。たがアシスタント(萩本欽一)はその落ち着きの無さにガッカリ。そんなさまを他人に見られては情けないと、貫禄のある応対をさせようとリハーサルを始めるのだった。
 一番のポイントは“食事をしている時に新聞記者が来たらどうするか”。ここでの二郎さん、演技を忘れてほとんど素で食事をしているようにしか見えません(笑)。あまりの食べっぷりに欽ちゃんも「アンタの食べ方見てるとね、昼飯も朝飯も食ってないみたいだよ!」。ついに一膳食べきってしまう二郎さん。芥川賞の話はどうなったんだ、というところでようやくオチが付く。
 コントの定石をぶち壊すような予想不可能な展開。これを真似出来る芸人は、そうはいないぞ。