笑点のビデオ。

 自分の部屋にはビデオテープが相当数ある。ざっと200本はあるだろうか(まあ、これでも少ないという人もいるだろうなぁ)。問題はそのラインナップだが、言うまでも無く特撮関係がほとんど。中にはTVでやった特番とかを録画したものもあったりして、ソフト化もされないような映像もあるから、そういった意味では貴重かもしれない。だがいかんせん場所をとる。これを全てデジタル化しようものなら、今まで録画した分の時間を要する。それだけじゃない。自分の性格上、ただデジタル化するんじゃ気が済まなくなりそうだ。メニューとかチャプターとかいろいろこしらえて……とか考えているうちにやる気が失せてくる、ってもう挫折かい。
 で、その中になぜか「笑点」を録画したものが1本あった。いつ頃のものかと思って観直してみたら“平成6年度版笑点カレンダー販売開始!”とかいってるのね。つまり1993年後半、今から13年前のものだということ。……ん?
 俺、その時14歳だよ(笑)。
 14で笑点を録画するか! そうか、これで分かった(←何がだ)、自分に対してよく言われる「年齢不詳」は今に限ったもんじゃなく、もうこの頃からだったんだなぁ……。
 しかし笑点ってのは当時のご時世をよく反映してますね。バブル崩壊、米不足、ドーハの悲劇エリツィン来日、水戸泉の塩撒き、さらに矢ガモ。これ全部10年以上も前の話なんだな。時代を振り返るならまず笑点を観よう!