今週の笑点・7月9日付

 好楽の言っていた雑司が谷の甘味処とはどんな店なのだろうか。昇太の出身地が静岡だということが判明。秩父のたい平、山梨の小遊三そして静岡の昇太と、一応繋がっている。となると、山梨vs静岡もいずれ勃発か?
・1問目:「決定力不足な人」とはどんな人のことを指すのか、例を挙げる。
 昇太「答えがまとまってないのに手を挙げ、指されて困ってる奴」好楽「客にオチを先に言われる落語家」コレ両方とも木久蔵のことだよな。その木久蔵、答えるたびに座布団目当てで立ち上がり、場内は答えよりもむしろそっちの方で受けていた。その度に歌丸が突っ込む。「木久ちゃん、トイレ行くの?(1度目)」「木久ちゃん、帰るの?(2度目)」。もちろん座布団はもらえないままの木久蔵だった。一方ここでは昇太が冴えていた。「座布団がたまり始めると山田に突き飛ばされるたい平君」、好楽が答えの最中にかんだのをネタにして「肝心なオチの時に噛んでしまう噺家」。これで好楽から座布団をもらって一気に2枚獲得。
・2問目:今では珍しくなった頑固親父になって怒鳴る。「ごめんなさい!」と誤るのでさらに続ける。
 小遊三「俺に猫の缶詰食わせる気か!」この時点で既におかしいが「犬の方が好きなんだ」一緒じゃねーか。楽太郎「クリスマスツリー片付けろ!」歌丸「ごめんなさい!」楽太郎「表の門松もだ!」それは奥さんがズボラなだけでは。というかもう1年中飾っててもいいよな(夏には似合わないが)。それにしても、歌丸が司会者になってから木久蔵がやたらと飛ばすようになった。たい平の答えに歌丸が「黄色いのがうつったんだね」というと木久蔵タンポポじゃねーや、自分がタンポポみたいな顔して」。小遊三の「何でエレベーターなんか注文したんだ! ウチは平屋じゃねーか」の答えには「横のエレベーターでしょ」とフォロー。これには歌丸「人の答え批評しなくていいんだよ!自分の答え考えなよ!」。やっぱり、木久蔵パワーは強い!
・3問目:絶叫した後「どうしたの?」と聴くのでその理由を答える。
 でかい声といえばやはりこん平一門のエース・たい平の出番。熱演で「ギャーーーーーーーー!!!!!!!」歌丸「どうしたの?」たい平「バンジージャンプでロープ付け忘れたーーーーーー!!!!!!」やっぱり師匠の影響は強いんだなぁ。ところが木久蔵「あーーーーーーー!!!!!!!」その表情だけで場内が沸く。歌丸「一枚あげて」木久蔵「何もしてねーじゃねーか」歌丸「顔だけの方が面白いよ」上には上がいた。小遊三「ひゃーーーーーー!!!!!!!」歌丸「どうしたの?」小遊三「うちのかみさんがにやっと笑って包丁研いでる!」そりゃ鬼嫁というより鬼婆だ。最後は木久蔵「あーーーーーーー!!!!!!!」歌丸「どうしたの?」木久蔵「ビールかと思ったら検尿のコップだった」歌丸「……指さなきゃよかった」。
 というわけで今週の笑点はこの辺でお開き。また来週。