今週の笑点・8月20日付

 先週の座布団総取りからの再スタート。一回チャラになった分をどう取り戻す?
・1問目:笑点新漢字遊び」。「少」の字を下につけた新しい漢字を考える。
 楽太郎「“喜”に“少”で『痛みばかりの日本の政治』」楽太郎らしい政治ネタで1枚獲得。
 たい平「“星”に“少”で『都会の夜空』」これは師匠こん平もよく言ってたネタ。秩父の夜空も美しかろう。
 小遊三「“尿”が“少”で『前立腺肥大』」汚いなぁ。でも2枚もらえる。
 木久蔵「“少”に“少”で『とっても少ない』」それじゃ“少々”と同じじゃねーか。
 たい平「“友”が“少”で『隣りのこいつ』」こいつとは楽太郎のこと。
 木久蔵「“空気”が“少”で『宇宙』」いや、少ないどころか全然無いんですけど。漢字問題ではあったが、今日の木久蔵は絵でごまかす等のネタが無し。「“女”に“ヒヨコの絵”を書いて『島倉ヒヨコ』」とかやってたんだが、珍しい。
 最後は楽太郎「“残り少ない”と書いて……」歌丸「山田君、全部持ってって」。以前は「毛が少ない」とかやってたが、命にしても毛にしてもどっちにしろ取られるわな。
・2問目:「うそーっ?!」と驚く。「どうしたの?」と聴くのでその理由を答える。
 開幕早々、歌丸が珍しい間違い。楽太郎「うそーっ?!」すると歌丸も「うそーっ?!」楽太郎「……“どうしたの”って言うんでしょ?」。これは長年解答者側にいた時の習慣が出たか? 何にしても司会者歌丸初のトチリである。
 木久蔵「うそーっ?!」歌丸「どうしたの?」木久蔵「うっそぴょーん!」今時こんな言葉を使う人の方が珍しい。歌丸「のんきでいいね」木久蔵「一生懸命考えたのよ」これで? 
 たい平「うそーっ?!」歌丸「どうしたの?」たい平「パラシュートが開かないー!!」前もあったな、これ。歌丸「一枚持ってって」。
 楽太郎「うそ?!」歌丸「どうしたの?」楽太郎「笑点の司会者、もう変わるの?」木久蔵「俺だよ」まだ狙っていたのか。
・3問目:笑点・遅れてきた幽霊」。幽霊の親分が「遅いじゃないか!」と言うのでそれに答える。
 歌丸師匠は、頭に三角の布を付けただけで笑いが取れる。まあ新聞ラテ欄の「幽霊」という言葉にこれを期待していたわけだが、一番シャレにならないと思いつつもやっぱり笑えるなぁ。その姿を両手合わせて拝む楽太郎とたい平。ブラック団という繋がりを嫌うたい平だが、この二人がつるんで歌丸をネタにすることは多いね。
 歌丸「遅いじゃねーか!」小遊三「……うふふ、待った?」歌丸「気持ち悪いよ!」。
 歌丸「遅いじゃねーか!」木久蔵「何かようかい?」歌丸「……あのね、幽霊と妖怪は違うのよ」。
 歌丸「遅いじゃねーか!」楽太郎「来ようと思ったら女がね……」以後女とのやりとりを延々と語る。歌丸「無駄に長いんだよ」当然のごとく持ってかれる座布団。
 無駄といえばこの答えもそう。歌丸「遅いじゃねーか!」たい平「ではお詫びに1曲。♪ゆ〜れいゆ〜れいゆ〜れいひ〜」ビブラートを効かせて歌って踊るたい平。一緒になって踊る昇太と木久蔵。たい平の誘いに、やるまいとこらえる楽太郎。何だこの状況は。歌丸「山田君!」結局踊っていた人間の座布団が1枚ずつ剥奪。
 そして木久蔵、答えを言う前から笑われるというパターンがまたも登場。幽霊顔を歌丸から「猿の幽霊みたいね」と言われたのがきっかけで、答えがどうでもよくなってしまう。木久蔵猿の惑星は知ってるけど、猿の幽霊って何だよ」。改めて幽霊顔になる木久蔵歌丸「どうやっても猿だね。面白いや」木久蔵「俺はおもちゃじゃねーや」。
 最後は楽太郎。歌丸「遅いじゃねーか!」楽太郎「うるせー!やるかじじい!!」……この答えもお約束になってきたな。
 来週は24時間テレビ内での生放送。前回は座布団運びで草なぎ剛がゲスト出演していたが、今回はKAT-TUNの誰かが出るのだろうか?